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Oxford Cherwell Drive rose hill
宿泊費はカード引き落としなので、次のb&bでネットバンキングをして、もう一枚のカードに預金を移すつもりで、芸術家と別れかなり遠いrose hillへ。
神経質そうな奥さんは、何度も時間を確認してくる。個性というものだろう。 夕方7時、お金のことで焦っていた私は、2度ベルを鳴らした。 普通の対応、地形の悪い位置に建つ家は貸家だろう、裕福そうにしつらえてあるが、全く別種の中年の夫婦だった。 挨拶もままならない私は、WiFiのことを言い出すと、後にして欲しいと言われた。 しばらくして、奥さんがプリントを持ってきた。 何度試しても、繋がらない。月曜には語学学校の支払。食費、交通費、etc. また、そっと言ってみる。気難しい人、そして旦那さん、これ以上強く訴えると暴力を振るわれそうな感じが労働者の外国人男性にはある。言葉に詰まると、力でまさるからだ。 いい加減にそこだと言われ、諦めた。宣伝のは、WiFi完備とあったが、風呂は途中で水になるし、食事は奥さんがついてきて、薄いパンを2枚も食べれば終わりにしろという感じ。何もない。天と地とはこれか? 同じグループのb&bでも、貧しい白人が飯のタネにするための経営は恐ろしい。 そして、それどころでないのは、銀行の取引。日本の銀行の取引は、漢字、カタカナ、つまり、日本製のPCでなければならない。さらにネットバンキングは非常に手間がかかる。毎日、WiFifreeの場所で試すのだが、上手くいかないし、IPアドレスを取得するからか、日本人ということで中断されてしまいます。 b&bの夫婦にも、公共施設にも、カフェも知ったことじゃないんだ、私のこと。 こんなに突き放されてみると、そりゃそうさ、誰にだって、その人の生活があるもんなと、全身が焦っているのに納得してしまう。 最終前日、持っていったスマートフォンでなんとかOK。 土日開けにお金が動くから、あと2日の辛抱。ほっとした。暖かいお風呂に入りたい。 そして、次の日の朝、インチキプリントにセイブマネー?と書いて、家を出ようとしたら、奥さんが次はどこに泊まるのかと五月蠅いし、旦那が玄関までついてきて、タクシー呼んでやると言うので、お金がないと言ったとたん、私のバゲッジをつかんで表通りに放り投げ、ついでに私も腕を掴まれ放り出された。 私は、悲しくなんてならない。生まれて初めてのことでも。 頭の悪い男が私に敗北したのよ! そう思うと、足が折れてないし、このまま町内をバス停まで、ノロノロ歩いてやる。 そうすりゃ、日本人なんていない所、馬鹿力の旦那さん、またやったのね、それでいい。何も言うことなんてないのさ。 (ちなみにスマートフォン、50000円の請求、気をつけましょうね) #
by Iphigenie
| 2012-04-28 14:47
Oxford Cherwell Drive art b&b
日本でとりあえず1週間分のbookingをしておいたのは、シティセントラルに歩いてもいける距離の多少こみいった住宅街の女性画家のb&bでした。彼女は芸術家らしい許容力の持ち主で、高校の先生を退職し、未亡人ながら、ハンサムな友人が様子を見に来るなど、生活にゆとりがあり、朝方、窓から、庭のアトリエのカンバスを見つめている彼女をみつけるのは、良い前触れのような気がしたものです。
家の鍵も、WiFiのネットキーも言い出さなくても渡してくれるのはとても気持ちの良いものです。 おまけに優しいものの、痩せてお年?のボーイフレンドに私の3ヶ月分のバッゲジを「運んであげて」というと、フーフー言いながら3Fまで運んでくれました。 この1週間の間に、アパートを探し、さらに私の英語が通じないことに落胆したので英会話学校も探さないと。早速、ネットで調べて、町を歩き回り、時はバーゲン、私はインターナショナルカードで£を引出し、むき出しのキャッシュディスペンサーを奇異に思い、橋の下のボートに乗りたいな、しかし3月からとのこと。 天国のような始まり。 「あなたの絵のテーマはなんですか?」 「倫理上の問題」 芸術家は率直でいい。自分自身を描く訳だから、嘘の必要がない。 最後の日曜、私はとんでもないことを街中でしでかした。持ってきたインターナョナルカードを落としてしまった。バックの中に厳重にしまっておいたのに、無いのは、余りにも安易に過ぎた1週間に私が油断してしましたから。日本に電話をし、支払停止を頼み、残高の確認をしたら、全く無事だった。 そして、甘い夢から覚める2週目、私は自分しか頼りがないとなると、とてつもなく強くなる。 一人でいるのもそのせいで、私が信頼できた男性は父だけで、無私の誠実さで私を支えてくれたのは父だけだ。父が危篤で病院の個室に移され、私一人椅子に座って、相貌が狭間であることを知らせてくれる。 私を愛してくた最初で、最後の人。 #
by Iphigenie
| 2012-04-27 17:30
| roman
Oxford 社会的背景
Oxford市議会には、日本人排除の考えがあり、それには深い訳があります。
そういう町だから、日本人には危険な町なのです。 これだけは言っておきます。 単なる冒険談ではないと。 #
by Iphigenie
| 2012-04-21 15:05
Oxford Cherwll Drive LHR border officer
行の機内は、右にロンドンの大学生(1年で修士が取れるとか)のひろ子ちゃん。ハーバードのテキストを眺めてる。左の若いレディは、10本目のワインの小瓶。よく、のむなぁ。
私は5年ぶりの海外で、前回も単独で、何一つ不安はなかった。 ボーダーの直前で、出たらお茶しようねと、彼女右、私左。 officerの前で、同じことを何度も聞かれ、ディスプレイ、パスポート、本人と何度も見比べられ、こんなことは始めてで、警察に呼ばれたことなどない小市民の私には理解することは無理。 男性のofficerにボーダーの前の長椅子に座らされ、疲労困憊! さらに、次は個室に連れていかれ、officerと私が白い円盤から出る同時通訳の女性の声を挟んでの会話というより、怒った私が話し続ける。 「OK、ビザなし6カ月」そう言ってパスポートに書き込むと、officerが出て行った。 用意しておいたOxford大学のセンターの授業料支払い証も、パスポートも、母国語さえも通用しない、唯一私に、ノースコリアの訛りがなかった、それだけが私をボーダーを通した訳ではなかった。 私の目的地、Oxfordには、日本人は住んでいなかった、いや、住めない土地であった。 ギャングと車から降りる日本人のような男は、麻薬がらみのノースコリア人、女の子も男性の家を泊り歩く、渋谷をうろついているような子。 Oxfordが包まれたイメージの中で、建物だけが眠りについていた夜明け、人々が生きるためのあらゆる手段を脳裏に描く。生まれつきの獣じみた姿、さらに興奮作用のある物質を噛み、眠ることを許されない男もまた、朝を迎える。 #
by Iphigenie
| 2012-04-19 20:17
Oxford Cherwell Drive Ⅱ突然に、Judith Butler からe-mailがきた。 「待たせたわね。すぐに返事をしなさい」 チャンスには飛びつくべきだろう。 しかし、私はジーニアスではない。 今は、多くの事柄を整理する必要がある。 彼女の前で、最高にbrilliantでなければ、私は10分で退場だろう。 私が私の思考体系に確信を与えたのちなら、世界中どこからでも彼女に 説得力のある”言葉”を送ることができるであろう。 #
by Iphigenie
| 2012-04-12 10:41
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